英検1級からの英語ペラペラ道

50代で英検1級に合格。でもまだまだこれから。DMEメソッド取り組み中

TOEIC 7月受験までに追加する教材

予定通り7月にTOEIC LRの公開テストを受けることにして申し込みを済ませました。4月下旬に計画を立て、予定していた教材とプラスアルファの教材を終えました。が、しかし、教材での正答率などを見てもまだまだ力不足です。

そもそも今回のTOEICで何を目指しているのか?明言していませんでしたが心の奥では以前のスコア940を大きく上回り900後半に到達することを期待していました。そんな甘い期待だけ持ちながら、自分の中で十分にコミットができていなかったことに気づいてしまいました。

高得点を目指すのであれば、もっと意思を強く持って気合を入れなければ…。

残り少ない日数ですが、これからは以下を追加して24日の受験に備えたいと思います。

  • TOEIC TEST公式問題集 7 - 公式問題集は値段も高いので買ったことがありませんでしたが、やはり評判がよいようなので取り入れていきます。
  • TOEIC TEST公式問題集 8 - (同上)
  • TOEICテスト BEYOND 990超上級問題 - (以前やった分の復習)
  • TOEIC L&Rテスト 990攻略 - (同上)
  • TOEIC L&Rテスト レベル別問題集 990点制覇 - (6月にやった分の復習)
  • TOEIC L&R TEST 990点獲得 最強Part 7模試 - (5月にやった分の復習)

最近、TOEIC対策にものすごくがんばって取り組んでいる人に会い、自分はとてものんびりぼんやりと過ごしてきてしまったなぁと思いました。成果を求めるならその分はコミットしないと…。少し焦りますが、試験当日までできることをやっていきたいと思います。

DME Book 4は明らかに難しくなった

6月中旬からDME Book 4、Stage 7に入りました。イングリッシュベルのサイトの情報によると、Book 1からBook 3はCFERのA1~A2、Book 4からB1になっています。

なるほど、語彙が難しくなったのと、文法的にも過去完了や未来完了など、確かに複雑になってきています。そしてサンプル回答が長いものが多い。読んで意味を理解する分には問題ありませんが、自分の口ですらすら言うとなるとまったく別のレベルに落ちてしまいます。

カランに比べてDMEはレベルの上がり方が緩やかなところがいいと各所で聞きましたが、ここでは明確に一段上がったなと感じました。

この負荷をどう感じるか?ですが、主に以下の点で私は気に入っています。

1) 語彙: DMEテキストに出てくる語彙については、日々の生活で使いそうだけれども自分の英語学習の中では出会ったことのなかった単語や用法が多くあり (イギリス英語だということを除いても)、Book 1の頃から気づきが多いなと感じていましたが、Book 4に入ってから特にそのように感じます。これまでにカバーするチャンスがなく空いていた語彙の穴がどんどん埋まっていく感覚があります。

2) サンプル回答の長さ: 「うっ」と思うくらい長い回答が増えてきました。こんなの覚えられない、と思うのですが、やっていくうちにだんだと抵抗がなくなり、その長い文が表す情景をイメージしながら並行して表現していくコツがつかめてきているように思います。サンプル回答を暗記するというよりは、長い意味のかたまりを自分の中で補助輪付きで構成しながら口に出す訓練になっていると感じます。

テキストはBook 6まで続けるつもりで購入済みですが、正直こんなに早い段階でここまで負荷を感じるとは予想していませんでした。Book 6になるとCFER B2レベルまで到達します。その頃には学ぶ内容や自分の進歩がどのあたりまで行っているのか、今から楽しみです。

DME Stage 6終了

本日DMEのStage 6を終了しました 。

これまでの進捗 (Grammar ExerciseやExamは省略中):

2月下旬に開始して約3カ月半経過したところです。DMEの効果かもしれないと思われることは前回の記事にも書きましたが、引き続き英語との距離感が縮まっている感覚があります。英語で聞いて英語で答えるとき、特に長い文で答えるときの脳の負荷が減っているような気がします。あくまで「~気がする」ですが…

DMEのテキストが良くできているなと感じるのは、学びがゆっくりしたらせん状になるように構成されていることです。以前は新しいフレーズとして出てきた言い回しが、後から出てくる別の新規フレーズの一部として再登場して、それがいい復習になります。そしてその既出フレーズがすらすらと言えることに気づくと、過去の学習がちゃんと積みあがっているなと実感できて嬉しくなります。

これでBook 3を終了してBook 4に入ります。さすがにこれからは難しくなりそうです。自分に最適なペースを見極めながら続けていきたいと思います。

 

DME Stage 5終了 ~ DMEの効果?

DMEゴールデンウィーク前後でバタバタとイレギュラーな生活をしていたら、あっという間にブログの更新が滞ってしまいました…。

DMEのレッスンはゴールデンウィーク以外はほぼ毎日受けていて、先週Stage 5を終了しました 。

これまでの進捗 (Grammar ExerciseやExamは省略中):

文の難易度は以前のステージとあまり変わらない気がしていましたが、1日に進んだページ数の平均を振り返ると、これまでずっと平均3ページを超えていたのが初めて2ページ台になっていました。

もしかするとこれまでと比べてレッスン中に集中できていなかったり、予習や復習が雑になっているのかなと思いました。2月下旬からDMEを始めて約3カ月。飽きずに続けているつもりですが、緊張感が薄れているかもしれません。ページ数自体はそれほど重要ではないですが、せっかく時間とお金をかけているのだから、気持ちがたるまないように注意だけはしてやっていこうと思いました。

DMEの効果というのは言語化するのがなかなか難しいように思うのですが、私が自分に関して最近1つ感じていることは、初見の教材の音読が以前よりもスムーズになったことです。初見でもなぜか、見たことがあるかのように読めているなと感じることがあります。

これまでに取り組んだDMEのBook 1からBook 3の途中までで、簡単ですが本当に多くの「初めて口が出会う単語や言い回し」がありました。目や頭で出会うのではなく自分の口が初めて口にする単語です。それらとまったく同じものが初見の教材に出てくるわけではないですが、異物ではなく当たり前のように自分の中に飛び込んでくる感覚。英語と自分の距離感が縮まっているというのでしょうか。こういった変化を英語脳ができているというのなら、そうなのかもしれません。

これまで私は本当に英語を口にしてきませんでした。何十年分もの目や頭だけでのインプットを今、口で追い付こうとしています。そして、それが脳にもつながろうとしているのなら嬉しいです。

 

TOEIC LR 7月受験までに使う参考書

英検1級合格後の次の短期目標としてTOEIC LR満点を目指すことにしています。

まずは7月に受験することにし、これに向けてどの参考書を使って対策するかを決めました。

前回のTOEICスコア:  (2008年)  

L 495、R 445

課題:

一言でいえば読解力が足りません。リスニングで満点を取得していますが問題文を正確に理解できているとは言えず、推測やテクニックを働かせて取得したものだったと思っています。その不足した力の部分がリーディングの点数に出ているのだろうと。何の曇りもなく理解ができ、推測などしなくても余裕で回答できるレベルの読解力を目指したいと思います。

前回受験から時間が経ち、その間に英検1級に合格してはいますが、手元のTOEIC教材の問題をざっと見渡してみても、読解力の課題の状況は以前からまだあまり変わっていないように思います。

使う教材:

  • TOEIC TEST速読速聴・英単語 STANDARD 1800」
    4月上旬から使用中。音声を使いながら精聴精読。知らない単語はあまりないですが、用法が独特で初読でピンとこない文章もちらほら。「ざっとわかる」と「正確に理解する」のギャップがまだまだ大きいことを感じています。このギャップを根気よく埋めていきたいと思います。出版社によるとこの教材は「はじめてTOEICを受ける方」向けの「中級」教材だそうですが、例文全体を曇りなく聴き理解することを基準に使うならば、上級者にも十分に歯ごたえのあるものだと思います。
  • TOEIC TEST速読速聴・英単語 GLOBAL 900」
    こちらはSTNDARD 1800の続編で「TOEIC 800以上を目指す方」で「上級」の位置付けです。「800以上を目指す」は少し控えめすぎる表現な気がします。こちらの教材もまもなく使い始めますが、これからさらに理解のギャップを埋めるのを楽しみにしています。
  • TOEIC L&R TEST 990点獲得 最強Part 7模試」
    読解の問題集ですがこちらにも音声が付属。速読速聴と同じように音声を活用しながら精聴精読をしていこうと思っています。こちらは6月下旬くらいから予定。

今のところ「速読速聴・英単語」のテキストがとても気に入っていて、実践的な例文を見ながら新しい単語や表現に出会うのがとても楽しいです。英検と違って試験勉強をしている感覚なく取り組めているのが嬉しいです。

DME Stage 4終了

DMEのStage 4が先週終了しました。

Stage 4でも引き続き文法関連のレッスンとStage Examはスキップしています。文章の難易度はStage 3と同じくらいで、レッスンが進むペースもほぼ同じでした。

文法としては難しくありませんが、テキストを見ずにフルセンテンスで即答しなければならないという点で、脳への刺激と負荷は引き続きなかなかのものです。また、初めて口にする単語や言い回しにたくさん出会って口の筋肉も鍛えられたと思います。

Stage 4で言いにくかった文:

Do people drive on the left-hand side of the road in Holland?

- No, people don’t drive on the left-hand side of the road in Holland. They drive on the right-hand side.

on the left-hand sideという言い回しは使ったことがなくて頭も口も回らず、内心on the left sideでもいいのでは? などと思いつつ、聞かれた通りに忠実に答えるのがルールなので、できるまで何度も言い直しをしました。

on the left-hand sideを言えるようになること自体に大きな意味はないかもしれませんが、どんな言い回しで聞かれても正確に聞き取って再現しようとすることで、リスニングの精度やアウトプットの即応力が強化されていくのではないかなという気がしています。

DMEのテキストの中で、あまり積極的に覚えようという気が起きない例文というのはあるのですが、できるだけ好き嫌いをせず、すべて糧になると思ってやっていこうと思っています。

 

初めて口が出会う単語

私は最近の英語学習の中で、自分が初めて口にすると思った単語を「初めて出会う単語」と認識して大事にしています。

目で読める単語は多くても、正しく明瞭に話せる単語はその数よりも随分と少ない。それらの多くはこれまでの人生でまだ口にしたことのない単語だったりします。そういう単語はまず、

  1. 綴り字に従って自分の中で発音記号を再現できるかを確認
  2. 発音記号があいまいなときには辞書を見て確認
  3. 確認した正しい発音で単語を音読
  4. その単語が出てくる文章全体を音読

たとえばDMEテキストの最初のほうのレッスンで出てくる以下のような初歩的な単語でも、

   a sales representative /ə seɪlz ˌrɛprəˈzɛntətɪv/

   nationality /næʃəˈnæləti/

カタカナの表記に引きずられて発音を勘違いしていたり、発音がわかっても口が思い通りに動かず舌がもつれてしまったり。あるいは、単語レベルでは発音できても文の中に出てくるとその単語の部分でつまずいたり。

本当に、簡単な単語でも、発話するとなると面白いくらいによちよち歩きレベルになってしまうことがあります。多くの音読を通じてこういった「初めての単語」に出会って克服していくことは、ある意味、子供が言葉を覚えるプロセスに似たようなものかなとも思います。

「初めて出会う単語」を1つ見つけるたびに、音読で1つ得をしたような気がして嬉しくなります。