英検1級からの英語ペラペラ道

50代で英検1級に合格。でもまだまだこれから。DMEメソッド取り組み中

初めて口が出会う単語

私は最近の英語学習の中で、自分が初めて口にすると思った単語を「初めて出会う単語」と認識して大事にしています。

目で読める単語は多くても、正しく明瞭に話せる単語はその数よりも随分と少ない。それらの多くはこれまでの人生でまだ口にしたことのない単語だったりします。そういう単語はまず、

  1. 綴り字に従って自分の中で発音記号を再現できるかを確認
  2. 発音記号があいまいなときには辞書を見て確認
  3. 確認した正しい発音で単語を音読
  4. その単語が出てくる文章全体を音読

たとえばDMEテキストの最初のほうのレッスンで出てくる以下のような初歩的な単語でも、

   a sales representative /ə seɪlz ˌrɛprəˈzɛntətɪv/

   nationality /næʃəˈnæləti/

カタカナの表記に引きずられて発音を勘違いしていたり、発音がわかっても口が思い通りに動かず舌がもつれてしまったり。あるいは、単語レベルでは発音できても文の中に出てくるとその単語の部分でつまずいたり。

本当に、簡単な単語でも、発話するとなると面白いくらいによちよち歩きレベルになってしまうことがあります。多くの音読を通じてこういった「初めての単語」に出会って克服していくことは、ある意味、子供が言葉を覚えるプロセスに似たようなものかなとも思います。

「初めて出会う単語」を1つ見つけるたびに、音読で1つ得をしたような気がして嬉しくなります。