英検1級からの英語ペラペラ道

50代で英検1級に合格。でもまだまだこれから。DMEメソッド取り組み中

DME Stage 8終了

本日DMEのStage 8を終了しました 。

これまでの進捗 (Grammar ExerciseやExamは省略中):

Book 4に入ってから顕著に難しくなり、1レッスンあたり進められるページ数もずいぶん減りました。Why, Whatに対する回答が複雑で長いものが増えたし、単語のレベルも上がってきています。読む分には問題ないけれども即座に口にするのが難しい、そのギャップがより大きい領域に入ってきたと感じます。

これまでに感じている効果:

  • 口が早く回るようになった
  • 初見の文章でもスラスラ読める割合が高くなった
  • 英語を口にすることへの抵抗感 (不安や億劫さ) が減ってきた
  • 長い文章を扱うことへの抵抗感が減ってきた (区切って積み重ねればいい)

一言で言うと、自分と英語との距離が近くなってきている、ということかもしれません。

本来ならばこれからBook 3とBook 4の2nd GRに入るところですが、スキップしてBook 5 Stage 9に入ることにします。

Stage 8のGRも決して楽にこなせるという状態ではなかったのですが、いったん最終目標のStage 12まで早く行き、その後は自力で継続的に復習するつもりです。

実のところ、本当に定着させるためには2nd GRをやってもまだ足りないかもしれず、おそらく自分でもっと何度も音声を聞いたり口に出したりする必要があるのだろうと感じています。

DMEに取り組んでちょうど1年になる来年2月までにはStage 12を終え、復習しつつ、そこからはフリートークにシフトできればと考えています。それまでの間にTOEIC SWやVersant対策で少しでもスピーキング力を上げておきたいです。

明日からBook 5 Stage 9です。DMEによればこちらもBook 4と同様にCFER B1相当。引き続き「読むのは問題ないけれど口にしたことのない」単語や表現にたくさん出会えそうです。

TOEIC LR 7月受験結果

先月受験したTOEICの結果をオンラインで確認することができました。

満点まであと5点の985。過去最高得点でした (これまでの最高はListening 495、Reading 445)。

約3カ月間、自分なりにきちんと対策して臨んだTOEICで高得点を出すことができてホッとしています。特にReadingを大きく伸ばすことができたのが嬉しいです。

受験後の感触としてはListeningのほうが自信がなくReadingはけっこう自信ありという感じでしたが、ふたを開けてみると逆でした。

Listeningは満点を取ったものの、前回満点時と同じく本番で十分に聞き取れない箇所がところどころありました。試験で正答するという意味では問題ありませんが、まだまだ弱いです。こんなレベルだからドラマや映画などは到底まともに聞き取れないわけです…。望むレベルまでは遠いですが、これからも英語との距離を縮められるように様々なアプローチで地道に取り組んでいきたいと思います。

Readingは本番で回答しているときには迷う問題はほぼありませんでした。時間も余り、もしかしたら満点にも手が届くかもなどと楽観していたのですが甘かったです。どこかで完全に解釈を間違えた箇所があったのだと思います。ですが、対策を始めた頃に比べると問題に取り組むのが格段に楽になりストレスも感じない状態にまでなったので、やはり点数の伸びと同様に自分の力 (試験への慣れや回答力含む) の伸びも実感しています。あと5点を目指すのもいいですが、ここから先は様々な取り組みをした結果として自ずと達成できるようならいいなとも思います。

今回の受験を振り返って思ったのは以下のことです。

  • 点数アップのためには公式問題集に取り組むのがやはり効果的だった
  • TOEIC対策をすることでこれまでに出会ったことのない単語の用法や表現にたくさん出会えた。
  • TOEICの英語は実践的で、学べば役に立つ
  • これだけ高得点を取れてもまだまだ課題がたくさんある

今年は英検に始まりTOEIC LR、次はTOEIC SWと試験三昧ですが、資格がすべてではないとはいうものの資格の対策を通じて負荷をかけることで得られてきているものがあるなと実感しています。

早く資格を越えたレベルで英語に磨きをかけるところまで行きたいものですが、もうしばらくはストイックにやっていこうと思います。

 



英語を話せるようになりたいのに口頭練習していない

これまで私は英語を口に出して練習するということをとても疎かにしてきました。様々な学習法について調べ、音読やシャドーイングがいいということを散々耳にし、きっと間違いなくそうだろうと納得しても、どうしても億劫でできなかった長い過去があります。

英検1級の対策をする過程で、自分の読める英語と話せる英語に大きな大きなギャップがあることを嫌でも再認識することになりました。

なぜ音読などの英語を口に出す練習が今までできなかったのか?

  • めんどくさい、目で読んだり書いて勉強するほうが楽
  • 口に出したほうがいと思っているが、実はそうしなくてもある程度は上達できると心のどこかで楽観している
  • うまくできないから気持ちがくじける、楽しくない

つまりやりたくない。そんなところでしょうか。これらの感情を乗り越えて行動を変えるためには、やはり行動しかないということが最近わかってきました。

少しでもやる。やり続ける。慣れる。負担感が減る。変化が訪れる。効果を実体験する。もう少しやってみようと思う。

このループに入るために、少しでもいいので何かをやる。

方法は何でもいいのですが、私はDMEメソッドを始めてから英語を口に出すことの負担感が減りました。それは25分間、定型的な内容ではあっても強制的に英語を話すということを続けている結果だと思います。レッスン前の練習時間も含めれば1日1時間近くです。どこかの段階まで来れば、メソッドではなくフリートーク等がいいのでしょうが、現時点ではこれが私には合っています。

英語を流暢に話せることを強く願っているにも関わらず、英語を口にする練習を怠ってきたという矛盾。これまでに作ってしまった大きなギャップをようやく埋めようとしています。

TOEIC SW 11月受験までに使う参考書

TOEIC LRを受験してから1週間ですが、すでにはるか以前のことのように思えます。結果を待ちつつ、次回受験までは半年以上は空けようと思っているので、いったん気持ちも学習プランも切り替えます。

以前書いた計画のとおり、次はTOEIC SW受験に向けた取り組みをします。

11/6の初受験までに使う教材は以下を予定しています。

  • TOEIC TEST速読速聴・英単語 STANDARD 1800」
    TOEIC LRの対策として精読/音読用に使っていました。単語を見て即座にイメージのわかないものがまだある (即座というのが重要) ので、音読と復習をしていきたいと思います。腹落ちして口に馴染んでいる単語の数を増やします。
  • TOEIC TEST速読速聴・英単語 GLOBAL 900」
    同上。全般にTOEICの単語は難しくはないけれども今まで馴染みのなかった用法に出会うことも多く、また実践的でもあるので試験に関係なく役立ちそうで気に入っています。
  • 「頂上制覇 TOEICテスト スピーキング/ライティング究極の技術」
    傾向と期待を知るため、まずは解説と模範解答を読み込んでいって、それからそれを参考に自分なりに回答する練習をしようと思います。
  • TOEICスピーキングテスト 究極のゼミ」
    同上。

スピーキングはとにかく苦手意識が強く、回答するための練習には心理的な部分も含めて相当な負荷がかかるだろうと予想しています。英語が流暢に話せるようになりたいと長年願っているにも関わらず私がこれまで逃げてきたことでもあります。

英検1級の2次試験も苦しんで、苦しんだままどうにか合格できましたが、もう1段階でも2段階でも飛躍したいものです。

エッセイのライティングも意見をまとめるのが苦手なため大変そうです。書き方の型については英検で経験済みなので問題ないと思いますが、書く量が英検よりもずいぶん多いことを知って気が重くなりました。

初受験のため、学習プランは様子見ながら随時調整していくことになると思います。自分で決めたこととはいえ始める前からけっこう負担感があるのですが、あまりにも苦になって嫌にならないよう、自分を追い込みすぎないようにやっていきたいと思います。

TOEIC LR 7月公開テストを受験してきた

7月24日、TOEIC公開テストを受けてきました。手ごたえとしてはリスニングが微妙 (難しかった)、リーディングはまあまあできたという感じです。これは公式問題集をやっていたときと同じ感触です。

昔に比べて難化しているという話を聞きますが、私は特にリスニングでそれを感じます。過去にリスニング満点を取ったこともある私ですが、あるいはあれはまぐれだったのか…。

以下、本番の感想です。

リスニング:

公式問題集を解いていたときと同様、状況がはっきり把握できないところや聞き取れない箇所がぽつぽつありました。一方で公式問題集を通じた練習で、全部理解できていなくても慎重に消去法で考えていくと正解はできるといったことも経験していたので、本番でもできるだけそれを心がけました。自信のない問題には印をつけておいて、リーディングの余った時間で見直しをしました。公式問題集を解いているときにも、迷ってもとりあえずは正解できるというパターンが終盤では増えていました。一般的なリスニング力としての課題はまだまだあるのですが、このところの対策が実を結んでいれば嬉しいです。

リーディング:

公式問題集を解いていたときと同様、時間は65分ほどで終了しました。一瞬迷う問題もありましたが最終的には選択肢をよく吟味して回答できたと思います。リスニングと同様ですが、いかに解像度高く状況を把握し、選択肢から確信を持って(根拠を持って)回答を絞り込むか。リスニングは重要部分を聞き取れなかったら致命的ですがリーディングは何度でも吟味できるのでその点は気楽に感じました。対策を始めた頃は各種問題集での誤答率が高かったですが、慣れとともにどんどん解けるようになり、以前よりも自信を持って問題に向かえるようになっていました。

直前の1週間はTOEIC公式問題集に取り組み、Volume 6、7、8の3冊 (6回分) を1回ずつ解いて振り返りをしたところでテスト本番となりました。そのときのスコアはリスニング、リーディングともに100問中94~100問正解という状況でした。

今回の受験を通じて思ったことは、やはり傾向を押さえて慣れることは大事だなということです。公式問題集を解く前はやたらと高得点志向の参考書ばかりやっていましたが、それはそれとして、公式問題集から得られた本番に近い感覚というのはとても価値がありました。

3週間後の結果発表を楽しみに待ちたいと思います。次の受験までは半年以上は空けようと思っているのでテスト対策はしばらくお休みです。

TOEIC 公式問題集を解いてみた

TOEIC LR受験まで約1週間になりました。これまで公式問題集というものに取り組んだことがなかったのですが、評判がいいようなので初めて購入し解いてみました。

Volume #7のTest 1をやってみたところ、リスニング96点、リーディング98点、リーディングの所要時間は56分でした。

Amazonのレビューを見ると本番よりも簡単といった感想がちらほらありましたが、確かに少し簡単かもしれません。このところ990点をターゲットとした問題集をやっていたので、それらの影響もあるかもしれません。

簡単といっても間違えた問題はあり、回答するときに自信のなかった問題もありました。まだまだ穴を埋めていかないといけません。1回分を振り返ってみました。

リスニング:

  • Part 1: 特に問題なし
  • Part 2: 応答問題の変則的な回答に慣れていない
    聞かれたことに対して直接的に答えないパターンがこんなにあるのだなと再認識しました。今回少しとまどいましたが次からは迷わずに答えられそうです。
  • Part 3: 会話前半のキャッチアップが弱い
    会話の早い段階から、どんな人がどんな状況で何を話しているのか素早く把握する必要がありますが、これができていない箇所がありました。問題は消去法で正答できるものが多かったですが今後注意したいと思います。いかに臨場感を持ちながら聞けるか。
  • Part 4: 選択肢の吟味力が弱い
    スクリプトを見ると、普通に聞き取れていた箇所に対する質問でも間違った選択肢を選んでしまっているケースがありました。理解があいまいだったというのが一番だとは思いますが、普通に落ち着いて消去法で考えれば正答できたと思われます。焦らないことがとても重要。

リーディング:

  • Part 5 & 6: 
    文法の勘違いで1問ミス。知識の穴を見つけたらその都度埋める。
  • Part 7: 内容の解像度が低いときがある
    ざっと読んでわかったつもりになっている箇所でも、後から確認すると理解度が低かったと思う箇所がありました。本当に鮮明にイメージできて意味や情景が腹に落ちているのか、自問しながら丁寧に読む必要があると思いました。時間は充分にあるとわかったので、次からは少しペースダウンしたいと思います。

1回分解いてみて、知識はもちろんのことですが慣れもかなり重要な側面なのだなと思いました。傾向を掴む目的では公式問題集は信頼できるものだと思いますし、引き続き本番まで取り組みたいと思います。

というか、TOEICを受けるのは初めてではないのに、今までなにやってたんだろう…。

DME Stage 7終了

本日DMEのStage 7を終了しました 。

これまでの進捗 (Grammar ExerciseやExamは省略中):

Book 6 Stage 12まで完了することを目指していますが、後半のこのBook 4に入ってから随分と負荷を感じるようになりました。語彙と文の長さ/構成が難易度を増しており、予習は必須です。

予習とレッスンはルーチンとして毎朝同じパターンでやっています。

  • ウォーキングをしながら復習/予習範囲の音声を聴く (20分)
  • 予習/復習範囲をテキストを使って応答練習 (25分)
  • レッスン (25分)

難しくなったので予習/復習時間を増やす必要があるかと思いましたが、今のところこれまでと同じ、レッスン直前の25分で賄っています。かなり集中して詰め込む感じですが、リテンション力や文の構成力が向上したのか (単に慣れたとも言える) どうにかやっていけています。

応答を暗記することに関して以前は抵抗があったのですが、今は割り切って予習のときは回答を覚えようとしています。そのうえで、実際にレッスンで応答するときには自力で文を構成する感覚で話していく。回答が決まっているとはいえ、レッスンを通じて無数の瞬間英作文をしているという感覚です。

DMEをやっていると、これにこんなに時間と労力をかけて本当に期待する成果が得られるのかなと不安になることがたまにあります。が、ここまで強制的に脳と口を働かせる取り組みはこれまでしてこなかったので、この負荷が自分には必要なものだと信じてもうしばらく続けていきたいと思います。