英検1級二次試験の結果
2021年第2回の英検1級で一次試験合格/二次試験不合格、2021年第3回の2度目の二次試験で合格しました。
前回の二次試験は昨年12月、そして今回は3月。3カ月の間に英語スピーキング力が大きく上がったかというとまったくそんなことはないと思っています。
何が違ったかというと:
- 英検1級の面接に求められることをより理解したこと
英検合格者のブログなどで情報収集 - そのうえで必要な対策をしたこと (前回は我流&試行錯誤)
「面接大特訓」テキストに沿って準備 - 英検の面接スタイルに沿って話すことに慣れたこと
英検対策専門のオンライン英会話を受講 - 試験当日、期待に沿った振る舞いをしようとしたこと
前回不合格時のスコアは24 (英検バンド G-1)、今回は32 (英検バンド G+2) でした。
- Short Speech (前回6、今回7)
意見を出すのが苦手でいつも苦しむのですが、辛うじて2つの論点を挙げられました。前回は似たような論点を2つ挙げてしまったのですが、今回はどうにか異なる2つの切り口を挙げらました。これは論点を挙げる練習を事前にこなした効果だと思います。この練習が一番辛かったですがやった甲斐がありました。 - Interaction (前回6、今回9)
前回もまったく応答ができなかったわけではないですが、振り返るとすべてが控えめでした。今回も前回と同様に緊張していましたが、負けないぞという意気込みがあり、気が付いたら身を乗り出して訴えかけるように話していました。自分のナチュラルな状態から脱して英語を話すマインドになれていたのかなと思います。 - Grammar and vocacburary (前回6、今回8)
英語を読むことはできても、話すとなると情けないぐらいにたどたどしい稚拙な英語になってしまいます。ですが今回は「面接大特訓」のテキストで使える言い回しや語彙を覚えて、付け焼刃でも少し散りばめることができました。前回は準備期間が短かったこともあり、いかに背伸びしないで自分の言える範囲で言えるかだけを考えていました。 - Pronunciation (前回6、今回8)
発音がこの3カ月で大きく変わったとは思いません。違う点があるとすれば明瞭に話そうとする意識だけ。それから声の大きさ。実際それだけでも印象は大きく変わると思います。前回はとにかく緊張して委縮し、全般にこぢんまりとした振舞いになってしまいました。